しのぶろぐ

2012年1月25日主人が急死、翌年6月自分は子宮頸がん(3b期)に。現在は放射線治療の晩期障害で腸が癒着し、イレウス起こすようになってしまいました。。子なしのおひとりさまが書くブログです。

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episode3の続き

episode10.episode3の続き

それはわたしが16歳になる3日前。
無線科学部の部室にJが入ってきた。悩ましげな表情をしていた。
口をついて出た言葉は「別れよう。」
「T田(Jの友人で前期生徒会長)がさ、”お前、無理して付き合ってるように見える”って言ったんだ。」
「それ聞いて、、自分でもそうだなって・・思うようになった。だから・・」
T田くんとはお正月の初もうでも、友人同士の集まりでも一緒で顔を合わせていたから、わたしたち二人のことをずっと見ていたんだろう。

その後のことはよく覚えていない。
気がついた時は手首をカッターで切っていて、保健室にいた。
先輩が数人わたしを囲んでた。
「T田くん探したけど、いないのよ。もう帰ったみたい。」
わたしがT田くんを探してと頼んだらしい。

つい一週間前には風邪をひいて学校を休んでいたわたしに電話で、「早く出てこいよ、俺、淋しいよ。帰りさあ、K野とカノジョがイチャついて歩いててさ~」と話していたJなのに。

わたしは恋愛公開モードなやつだったので、Jとの失恋は友人すべての知るところとなったし、授業中も授業後もずっと泣いていたため、先生にゲンコツで殴られたっけ。

心が痛かった。
Jの家に行くのに降りた衣笠のバス停が近づくと悲しくてしょうがなかった。
失恋のショックは身体にもダメージを与え、二か月生理が来なかった。
まさか・・・

Jに伝えた気がする。確かケンカになった気がする。
「わたし、産むよ。」「勝手に産めば。」悔しくて唇を噛みしめた。

友人に相談した。とにかく、妊娠してるかどうか確認しよう、病院で診てもらおうと。
病院の、産婦人科の、妊婦さんが数人、待合室の椅子に座ったわたしをジロジロと見ていた。
診察は生まれて初めてだったけれど、痛かった、とっても。
先生の声が聞こえる。「うーん、こりゃ妊娠しとるかな、、いや、大丈夫だ。」

帰り際に先生と看護師さんに「もう此処に来るようなことをしちゃダメよ。」と言われたことを、外で待っている友人二人に知らせた。
話はココで終わるハズだった。親には内緒、三人だけの秘密のハズだった。
でも友人は「親に知らせるべきよ」と自宅にやってきて事の顛末を母に告げた。

母には「まだ16なのに、もうキズモノになって!!」と泣かれた。
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はじめまして。 うらんさんと同い年です。私も3月に主人を亡くしました。ゆっくり 今までのうらんさんのブログ、読ませて頂きます。
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  • 2014.07/27 22:42分 
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昭和32年2月20日生まれ。
神奈川県三浦市出身。
5歳年上のパパと2人暮らし。

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