しのぶろぐ

2012年1月25日主人が急死、翌年6月自分は子宮頸がん(3b期)に。現在は放射線治療の晩期障害で腸が癒着し、イレウス起こすようになってしまいました。。子なしのおひとりさまが書くブログです。

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サクラモヒラ通信No.14 生産の現場から

こちらは「「サクラモヒラ通信 No.14」と同じ内容(転載)ですが、レイアウトを変更しています。

生産は実はもっとも期待と問題を抱えた部門である。
村の資金を創る部門でありながら、実際には湯水のごとく、お金が流れてしまう部門でもあった。

テイラーに、3年つきっきりでトレイニングしたあげくに、お金を私用に使われてしまったり、大企業であっても、右と左の長さが違うブラウスが大量に届いたり…。
サクラ・モヒラの定番でもあったシルクのジャケットが10年経っても満足にできない時、「もうあきらめよう」という言葉がデザイナーから漏れでた

反論する力もなく肯定してしまった。

バングラデシュ人の「オーケイ」は、驚異に値するほどの無責任さで進行する

ただ1人革やのイスラムさんは誠実に対してくださった。
そのイスラムさんが池袋のサンシャインの革国際見本市に出展していたおり、私は乞われるままに手伝いに出たのだが、在住25年のバングラデシュ人が見本市の客として現れた。

彼は、「バングラデシュ人は恐い。
絹を注文すると石を送ってくる」と冗談とも本気ともつかない調子でポロリと言ったのだ。
その一言が決め手となり、彼を信じた。体験してないと言えないコメントだからだ。

私たちと同じ経験をしているに違いない


果たして、直観はあたり、ダッカのランプラという場所に小さな工房が出現することになった。 実は彼の家を仕事場として提供してもらい、彼が監督をしてくれることになった。そのような小さな船出である。

しかしながら、日本に25年滞在してビジネスを興した人だけに、こちらがもたもたしている間に、仕事場をセットし、ミシンを買い入れ、人を6人瞬く間に集め、実際に稼働させていた。
こちらが12月にダッカに着いた時には、トレイニングをするばかりに準備されていたのだ。 トレイニングは必要であったものの、何が必要かというポイントを明確にし、まずはお金を出せ、とも言わずに必要なことを勧めてくれるので、10年の後にやってきたこの時が神様からのプレゼントのように思われた。

急なバングラデシュ行きで、1週間しか時間がとれないまま帰国したが、日本からサンプルを送ると、そのサンプルを見ながら皆で研究してくれる。

きちんと測る、
パターンに忠実に作る、
アイロンの手をはぶかない
など、バングラデシュにない習慣をくどいくらいに繰り返し、2月に行った時には、その結実に驚きであった。

過去の体験から、日本人がついていない作業なので、どうせとんでもない製品ができているだろう、と期待のかけらも持っていなかったのだ。

ところがその予測ははずれ、縫い子さんたちは
良い品物を作るという喜びを感じ始めていたのだ。

そのような空気が溢れ、トレイニングが喜びと化したデザイナーは彼女のこれまでの言葉を裏切ってこうつぶやいたのだ。
「しばらくいけないようなら、私一人でも行った方がきちんと仕事ができていく。」

びっくりしたなあ、もう!
彼女は外国語の人でもなく、バングラデシュに乗りこんでがんばるぞ!という人でもない。
ひたすら服を作ることに喜びを見出しているというのが大原則の人だ。

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Author:うらん
昭和32年2月20日生まれ。
神奈川県三浦市出身。
5歳年上のパパと2人暮らし。

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